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【書籍】『アグレッシブポーカー ──強敵を倒せ』ブレア・ロッドマン/他2名(著)

書籍・映画・戦略戦術本, ブレア・ロッドマン(Blair Rodman), リー・ネルソン(Lee Nelson), スティーブン・ヘストン(Steven Heston)

【出版年】2017年日本語版(2017年電子版)2006年英語版
【著者】ブレア・ロッドマン(Blair Rodman)/リー・ネルソン(Lee Nelson)
    スティーブン・ヘストン(Steven Heston)
【内容】

本書の初版が出版された2006年、テレビやインターネット、さらにはラスベガスで開催されているワールドシリーズオブポーカーの大人気のおかげで、ポーカーは世界で最もリッチな競技となった。 しかしその当時の大会は、一握りのプロ達が支配する世界だった。本書で紹介した戦略により、完全な初心者が世界最高のプロを相手に対等に渡り合えるようになった。そして、プロ達を相手に形勢逆転を可能にしたのである。

本書で解説する「強敵殺し戦略」はトッププレイヤーにも通用する戦略である。しかしながら、ポーカートーナメントのプレイというものは常に進化を続けている。それに対応するため本書は増補改訂し、トーナメントポーカーのトレンドを反映させた。また、核となる戦略の1つである、オールインプレイの方法をより精緻化すると同時に、ハイパーアグレッシブプレイの新たなスタイルも考慮に入れたものにしている。

本書の中核にあるものはスタートした時より変わっていない。エキサイティングにして稼ぐ可能性をも秘めたトーナメントポーカーの世界に足を踏み入れるためのベストの方法である。

本書は読者に以下のようなことを可能にしてくれる。

◆ 「強敵殺しルーキー」と名付けられた、簡略版システムの学習。これは1時間もあれば学ぶことの出来るほどシンプルだが、 初めて参加するトーナメントでも十分戦える強力なシステムである。

◆ 実際のプレイ経験を積む中で、よりパワフルな戦略を学び、「強敵ハンター」への階段を駆け上る。

◆ オンラインやシットアンドゴー、シングルテーブルサテライトに合わせたプレイの修正。

スペシャルボーナスとして「強敵を倒せ」の戦略をカードに要約した「強敵殺し戦略カード」を収録。

【構成】

序文
増補改訂版へのイントロダクション及び戦略面での重要アップデート
パート1 始めに知っておくべきこと
 第1章 ポーカートーナメントの歴史
 第2章 ノーリミットホールデムを理解する
 第3章 ビッグポットポーカーのご利益
 第4章 勝ち越しているノーリミットトーナメントプレイヤーの特徴

パート2 強敵殺し初心者戦略
 第5章 強敵殺し戦略の基盤 
 第6章 強敵殺しルーキー
 第7章 強敵殺しベーシック

パート3 強敵殺し中級戦略
 第8章 強敵殺しベーシックプラス
 第9章 強敵殺しベーシックプラスの微調整

パート4 上級強敵殺し戦略
 第10章 強敵殺しエキスパート
 第11章 強敵殺し実践編
 第12章 その他知っておくべきこと、考えておくべきこと
 第13章 強敵は死んだ、強敵万歳

付録Ⅰ ポーカーハンド
付録Ⅱ ノーリミットテキサスホールデムの基礎
付録Ⅲ ノーリミットホールデムトーナメントの進行方法
付録Ⅳ 用語集
付録Ⅴ プリフロップにおけるぶつかり合いでの勝率
付録Ⅵ フロップ後のぶつかり合いでの勝率
付録Ⅶ AdKh vs (スートが両方黒の)ペアのショウダウンにおける勝率
付録Ⅷ アウツ付録Ⅸ 相手がペアを持っている確率
付録Ⅹ ディール時の参考データ表
付録Ⅺ 推薦図書とウェブサイト
付録Ⅻ 強敵殺し戦略カード

【特徴】
・本書根幹の哲学は「フロップ以降のスキルの無さをプリフロップオールインでフォローする」こと。
①上級者とフロップ以降を戦えば、スキルの差で負けてしまうことを認める。
②ポーカー上級者はプリフロップで全スタックをリスクに晒すのを避けるという事実。
③コインフリップ(勝率約50%の勝負)のリスクを受け入れ、トーナメントから飛ぶことを恐れない。
以上3点を背景に成り立つ強力なオールイン戦術を示す。

完全にトーナメント向けの戦術なのでキャッシュゲームには使えない。
ポーカー初心者でかつトーナメント戦略を知らない人にとっては強い味方になってくれる。
戦術がシンプルなのも初心者には嬉しい。ルール解説にはページをあまり割いていないので、ルールを知らない初心者は入門書を読んでから読みたい。

・本書の続編シリーズとして『アグレッシブポーカー トーナメントを制覇しろ』、『アグレッシブポーカー──究極の戦略』がある。トーナメントプレイをより深めたいなら是非。

英語版初版が発売されたのは2006年でもう13年以上も前。この本を古典とみなす人もいる
出版された当時は非常に高い評価を受けた。今、実際に使うかどうかは別にして「アグレッシブポーカー」シリーズの最初の1冊として目を通しておきたい。  

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