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【書籍】『ステップアップポーカー ──脱定番ルールで相手を出し抜け』アニー・デューク/ジョン・ヴォ―ハウス(著)

書籍・映画・戦略戦術本, ジョン・ヴォ―ハウス(John Vorhaus), アニー・デューク(Annie Duke)

【出版年】2016年日本語版(2016年電子版)2011年英語版
【著者】アニー・デューク(Annie Duke)/ジョン・ヴォ―ハウス(John Vorhaus)
【内容】

自分のアクションに理由を持て

相手に優れた決断をさせるな!!

ベストのプランで望む者こそ最多のハンドで勝ちを収める

優れたポーカープレイヤーにどうハンドをプレイすればいいか尋ねたなら、返ってくる答えはいつも「状況次第さ」です。そんな答えでは何も意味をなさないと腹を立てるのも分かりますが、でもそれは真実なのです。本当に状況次第なのです。優れたポーカープレイヤーになるためのカギは、どんな状況に左右されるのかということを理解することです。そしてついに! その答えをもたらしてくれる本が誕生したのです。

ポーカーはさまざまな変数がかかわってくるゲームです。テーブルポジション、フロップのテクスチャー、ハンドへの参加人数、相手のプレイ傾向等々。この『ステップアップポーカー』はそれらの変数を特定し分析する方法、基本的なゲーム状況のパターンに置き換える方法、そしてどんなポーカーの局面でも、十分な知識を持ち、リラックスして自信を持って対処する方法を教えてくれます。

本書は、限られた状況だけに適用できる大量のルールを教え込むのではなく、あなたが遭遇するいかなる状況に対しても、専門家として対処できるように、優れたポーカー的思考と戦略を教えてくれるのです。

ほとんどのプレイヤーは、ポーカーのゴールは金を稼ぐことだと思い込んでいます。でもそれは間違っています! ポーカーのゴールとは、良い決断を下すことなのです。金とは単にその目的をどのくらい達成できたかを測る物差しでしかないのです。

ポーカーのテーブルで世界レベルの決断を下す心の準備、そしてその決断からの見返りを手にする用意ができているなら、あとは実際に決断を下すだけです。さあ、今すぐ始めましょう。

あなたはもう二度と「状況次第さ」という答えにイライラすることはないでしょう。

【構成】

本文中に紹介されているプレイ
まえがき
パート1   ゲーム前とプリフロップ
第1章 最初に決断すべきは「決断する」ということ
第2章 ポジションという名の宗教
第3章 レイズすべきか、せざるべきか(それが問題……ではない)
第4章 カード?そんなくだらないカードなんていりませ ん
第5章 誰だってブラフする
第6章 適応の技術 
第7章 レイズに対応する 

パート2 フロップでのプレイ
第8章 2つのトピックに関する短い章 
第9章 フロップでビッグハンドをヒットさせたとき
第10章 フロップでビッグハンド、ポジションは不利 
第11章 多人数ポットでのモンスターハンド 
第12章 フロップで大きな手を引き当て、ボードの結びつきが強い場合
第13章 ドローで素早くプレイする
第14章 トップペアでボードはドライ 
第15章 トップペアでボードはウェット 

パート3 その他のプレイ 
第16章 ブラフ 
第17章 インポジションからのリバープレイ 
第18章 アウトオブポジションからのリバープレイ 
第19章 その他のトピック 
第20章 マネジメント用語集著者について

用語集
著者について

【特徴】
ハンドとシチュエーションの場合分けがとても豊富。具体的には、
A.-フロップの章-
a.ヘッズアップか多人数か
b.インポジションかアウトオブポジションか
c.主導権が有るか無いか
d.ボードはドライかウェットか
e.ハンドはビッグハンドかビッグドローかスモールドローかトップペアか

B.-ブラフの章-
a.ヘッズアップか多人数か
b.インポジションかアウトオブポジションか
c.ボードはドライかウェットか

C.-リバーの章-
a.インポジションかアウトオブポジションか
b.相手がアグレッシブかパッシブか
c.自分の手が強いか中程度か弱いか
d.相手の手が強いか中程度か弱いか

などなど計75通りもの組み合わせについて細かな分析がなされている。

478ページと大ボリューム。図がやや少なく、文章は膨大。カロリー高め。
パート2,第8章から上記の細かな分析が行われている。自分が今どのシチュエーションについて読んでいるかを意識しないと迷子になる恐れあり。しかし文章の調子は柔らかく読みやすい。腰を据えて一気に読みたい。

・本書第一の目標は「意思決定をより簡単にするために、不確実性を減らす」こと。
個人的には、ベットやレイズでアクションを開くことのリスク、コールやチェックでアクションを閉じることの優位についての記述が特に役立った。

日本語訳がおかしいという批判あり。自分も読んでいて気になるところはいくつかあった。
ただ「何を言っているのかわからない」というレベルではなく、英語を和訳したときに現れる日本語としての「不自然さ」程度に留まっていると思う。(管理人の見解です)
どうしても気になる人は原著を当たってみて下さい。当ページ上部にリンク有り。

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