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【書籍】『ガットショット』佐藤まさき(著)

書籍・映画・戦略漫画, 佐藤まさき

【出版年】2016年日本語版(2016年電子版)
【著者】佐藤まさき
【内容】

ポーカーに青春を捧げた少年少女がそれぞれの目標に向かって突き進む熱きポーカーストーリー。
運だけでは勝つことができない奥深いポーカーの世界を日本ポーカー協会監修のもと本格的に描く。

【構成】

Hand.1 どっちだ?
Hand.2 テキサスホールデム
Hand.3 ポーカーフェイス
Hand.4 人間観察力
Hand.5 トランプ遊戯
Hand.6 違和感
Hand.7 王者の実力

※構成は第1巻のもの

【特徴】
日本ポーカー協会監修の学園青春ポーカー漫画
気弱な女子高校生「二ノ岬 凛」が仲間たちとポーカー甲子園制覇を目指す。

トンデモ漫画

【登場人物紹介】
・二ノ岬 凛(にのさき りん)

我らが主人公。気弱で健気。人の顔色を伺い、本当の自分が出せないでいる。
おさげ・メガネっ子 +5億点。

・黒葉 一馬(くろば かずま)

問題児その1。序盤の印象が悪く、意図的に嫌な奴として描かれる。中盤デレるけどそこまでが長すぎた。


主人公との出会いがコレ。圧倒的不審者。何この人….。

最終巻でテコ入れ。時すでに遅し、無念。
某アトラスゲーの主人公っぽい。

・坂井 茜(さかい あかね)

本作におけるお色気担当。優しい先輩キャラ、普通にいい人。

全然情報が頭に入ってこない、謎のカメラワーク。
優勝したら金はもちろん、女性も手に入るというポーカー協会からの熱いメッセージだろうか。

・荒巻 哲太(あらまき てった)

問題児その2。戦犯。

対戦相手にドロップキックをかます暴挙。擁護不可能。

・顧問の先生

日本国内のトッププレイヤー7人、通称「七福神」の一人。
打ち切りにより他の七福神が登場することはなかった。打ち切りの無常を感じる。

・国菱 ひまり(くにびし ひまり)

ライバルポジション国菱 煌の妹。訳あって主人公たちに力を貸してくれる。ただの良い子。

謎カメラワークその2。お尻が喋ってるようにしか見えない。
主人公の目線を表現しているのでしょうか? だとしても謎。

何故「そこ」を書き込んでしまうのか。作者の変態度はかなり高いと言えそうです。

【感想】 (漫画素人の管理人がいう事なので話半分に聞いてください)
良かった点
・ポーカーという動きの少ないゲームにも関わらず、レイズやオールインのアクションは絵としてバッチリ決まっていると思った。かっこいい。
チップを押し出すときの手の動きや体の乗り出し方も説得力がある。

・上記と関連するが、画力に関しては文句なし。

・4巻(最終巻)の、経験者「ひまり」による多人数ポーカーのコーチングは分かりやすい。
ポーカーの駆け引きの面白さが良く出ていると思う。
(ポジションやプレイスタイルがようやく登場。第1巻から説明してほしかった。)

悪かった点
・ポーカー勝負の作りこみが単調なせいか話全体が淡々と進んでいく。特に前半。
説明不足のシチュエーションで「決死の」オールインを繰り出して勝っても、なにがどうすごいのかよく分からない。勝負の焦点がぼやけてしまっている。
ルールを知らない初心者には全く伝わらないと思う。

・キャラクターが掘り下げ不足。
黒葉一馬は最優先でやっておくべきだったのでは。実はいい人と分かるのが3巻は遅すぎる。

・主人公と周りのキャラとの関係が希薄。
「坂井茜」と「荒巻哲太」の過去を回想で説明されても、逆に主人公との無関係っぷりが浮き彫りになってしまう。
「大会に出場できるのは3人」という壁を出してくるが、そんな壁を出すくらいなら、もう既に関係の出来上がってる主人公抜きの3人で出場すればいいのではないか。主人公には何の落ち度もないのに不協和音発生というのは納得できない。それなら最初から部活に誘わなければいいのに。

【結論】
読んでおくべき。いろんな意味で。

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