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【オンラインポーカー狂騒曲】『Bet Raise Fold: オンラインポーカーの物語』のストーリーと感想【映画】

書籍・映画・戦略トニー・ダンスト(Tony Dunst), ブラックフライデー(Black Friday), ダニエル・アンダーセン(Danielle Andersen), マーティン・ブラッドストリート(Martin Bradstreet)

ポーカー自体 謎だ
カードを取り チップを賭け 最後の札が来るまで結果は分からない

今は最後の札どころかフロップも出てない

【公開年】2013年
【監督】ライアン・フィルポ(Ryan Firpo)
【出演】
トニー・ダンスト(Tony Dunst)
ダニエル・アンダーセン(Danielle Andersen)
マーティン・ブラッドストリート(Martin Bradstreet)

あれよという間に百万ドル産業に成長し、瞬く間に消えていったオンラインポーカー。
「Bet Raise Fold: オンラインポーカーの物語」は、その西暦2000年代の新世代ポーカーに賭けた若きプロフェッショナルたちを追う、長編ドキュメンタリーである。

【概要】
3人のプロポーカープレイヤーを通して語られるオンラインポーカーの興隆。
映画全体が運命の日ブラックフライデーに向かって突き進む構成をとる。
リアルマネーオンラインポーカーの登場、クリス・マネーメーカーの勝利、マイク・セクストンとWPT(World Poker Tour)によるポーカーのスポーツ化、PartyPoker・FullTiltPokerの設立、UIGEAによる規制の開始、PokerStars・FullTiltの一騎打ち、ブラックフライデー到来、FullTiltに対する怨嗟の声、ポーカープレイヤー達の苦悩、そして残された希望。
オンラインポーカーの歴史ドキュメンタリー。ポーカーにアイデンティティを見出した人々の物語。

【登場人物解説】
・トニー・ダンスト
ポーカー番組WPTの大ファン。出演するプレイヤー達を面白おかしくこき下ろす弁舌の才を買われ、番組のコメンテーターに抜擢される。
ポーカーをする人間ではなく、ポーカーを開催する運営側の視点でオンラインポーカーを語る。
パリピ感溢れる人間像。ブラックフライデー以後のショボンとしたときの落差がすごい。
一つの時代の終わりを感じて黄昏れているように見えます。

・ダニエル・アンダーセン
ポーカーで得た収入を家計の足しにしようと奮闘し、スポンサー獲得を目指す主婦のプロポーカープレイヤー。大学生時代に後の夫となるコリーの影響でポーカーを始める。
気が付けばポーカーの腕前はコリーを超え、プロとして活動を始めるようになった。
勧めてきた人よりもハマってしまったパターンですね。管理人もこのパターンでした。
ポーカーで底辺から這い上がろうと頑張る姿はとても健気で応援したくなります。ブラックフライデーで職を失うことになったプロの一人。
彼女のような人間がブラックフライデーのときには多くいると思うと悲しくなりますね。

・マーティン・ブラッドストリート
カナダ在住のプロポーカープレイヤー。2007年以来ハイステークス卓の常連となる。ポーカー勝ち組の視点でオンラインポーカーを語る。
ブラックフライデーはアメリカ国内の話なので、その影響なんてどこ吹く風。
話し方からして理知的で、ポーカーで勝ってる人はこういう人なんだろうなあ、と勝手に納得。
ポーカープレイヤー達の厭世的な性格に言及するが、本人もそれを体現してしまっている感じ。どこか喪失感があるというか。本人は自覚しているんですかね。
それとAmazonでの表記が"Martin Bradsteet“になっています。誰か直してあげて下さい。

【感想】
オンラインポーカー史で重要な出来事が時系列順に語られていくので分かりやすい。実際に関わっていた人達がその時のことを証言してくれるのは貴重。
ブラックフライデーの政治的背景の解説は勉強になりますね。ブラックフライデーについての記事を書く前に先にこれを見ておくんだったと後悔。
歴史ドキュメンタリーとしてかなりの見応えありです。
この映画を見ると、今のオンラインポーカーはあのバカ騒ぎが終わった後なんだなぁ、としみじみ思います。あの時代でポーカーがしてみたい。
日本の古参のプレイヤー達にも是非インタビューしてみたいですね。

どうでもいいですがFullTiltPoekrのごたごたを踏まえてから、宣伝写真を見ると胡散臭すぎて変な笑いがこみ上げてきます。中学生男子が考える理想のギャンブラー像みたいで。

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